2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

MusicXML と Finale 2003J

ひょんなことから Finale 2003J が手に入ったので,さっそく悲愴の楽譜を少し打ち込んで見ました.さすがに MusiXTeX とくらべると,恐ろしく効率的に音符を打ち込めます.MusiXTeX で 2 時間くらいかかって1小節しか入れられなかったのに対して,Finale で…

すき焼きソングとオーストラリア

etc

一部地域にピアノが弾けることが知られてしまって、とあるイベントで「上を向いて歩こう」「Waltzing Matilda」 の伴奏をすることになってしまいました.Waltzing Matilda というとオーストラリア人ならだれても知っている、第二の国歌のような曲なのだそう…

MusiXTeX でピアノソナタ悲愴(8) スラーとタイ,スペーシング

スラーとタイは連桁を書くときと似ていて,スラーを開始したい音符と終了したい音符の前にそれぞれコマンドを書きます. タイ 開始は [\itie][uかd][数字][音程] 終了は [\ttie][数字] です.u は上側が膨らむ弧を描くタイで,d はそれを上下反対にしたもの…

MusiXTeX でピアノソナタ悲愴(8) スペーシング

音符と音符の間の空白を調整するには,基本的には \sk というコマンドを使います.これを書くと,書かれた場所に音符1個のためにあけるべきスペースをあけます.このスペースの広さは,\notes, \Notes, \NOtes, \NOTes, \NOTEs のいずれのコマンドを使うかで…

MusiXTeX でピアノソナタ悲愴(7) 臨時記号の入力

音符につく,シャープやフラット,スタッカートやアクセントなどの記号は,音符を書くコマンドの直前に書きます.例えばシャープは「\sh 音程」のように書きます.音程のところには,c とか d とかの音程を書きます.そして \sh c\qu c のように書くと,c の…

ワルツ 第1番 「華麗なる大円舞曲」変ホ長調 作品 18

ショパンの曲にしては珍しく,暗いところが一切ないかなり陽気な曲です.初期の作品で,まだポーランドが占領されたり結核にかかったりというような,不幸の少ない時代の作品だったからでしょうか? あんまり明るくて少々軽い感じがして,ショパンらしくない…

FM音源とピアノ曲

etc

わたしが高校生になる頃,正弦波の音を3音出せるだけの PC の時代から,これに FM 音源と呼ばれる多少信号に変調をかけられるチップが積まれた PC の時代へ移行しつつありました.3音は正弦波6音発声できる PC の時代に移行しはじめていました.それまでは P…

弾き初め

一週間ぶりにピアノを弾いてみました.ここ2ヶ月ほどほぼ毎日弾いていたのに、1週間もあけたのは初めてだったのでどうなっていることかと思いましたが,心配に反して譜面も忘れてないし指も退化してませんでした.むしろ微妙に力が抜けてよい演奏になったよ…

MusiXTeX でピアノソナタ悲愴(6) 和音の入力

和音のように,音を縦方向に積み上げて表示させたい場合は,長さのない音を書く \zq や \zh というコマンドを使います.\zq は黒い玉を,\zh は二部音符にあたる玉を書きます.積み上げたい音が例えば cde の和音の場合は,'\zq c\zq d\qu e' のように下の音…

ハ音記号

MusiXTeX で譜面を書いていて,ふと気になったのが音部記号.ト音記号とかヘ音記号とかのことです.これらのデザインが,それぞれ「ト」音を示す「G」と「へ」音を示す「F」の文字から作られたことは知っていました.この理屈でいけばハ音記号は「ハ」音,つ…

MusiXTeX でピアノソナタ悲愴(5) 連桁の入力

前の楽譜では,八分音符や16分音符がバラバラの状態になっていました.こういう楽譜の場合,普通は拍の分母にあわせて(この部分の場合は四部音符)音符を連桁でまとめることが普通です.そこで,その部分をまとめてみました.なお,ファイルが少し大きくな…

MusiXTeX でピアノソナタ悲愴(4) 音符の入力

前回のところまででは音符が入力されていなくて,まったく楽譜らしくありませんでした.そこで今回はピアノソナタ悲愴の冒頭の少しだけ,音符を入力してみました. \input musixtex \def\nbinstruments{1}% % パート数 1 \setstaffs 1{2}% パート1の段数 2 \…

新年からピアノで

etc

なんだか,TVのチャンネル回しながら日記を貼り付けていたら日付が変わってました.そもそもはオンラインで楽譜を探すだけのつもりだったのに,なぜか MusiXTeX で譜面をソースから書く羽目に.しかしそれもしんどくなってきたので,今度は VisualStudio .Ne…