2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

練習曲の自動生成実験(2)

コード進行パターンを別のファイルに書き出すようにしました.これで複数のコード進行の中から,ランダムに1つ選んだパターンを使うようになりました.書き出す曲の内容にはあまり変わりはありません. プログラム genexml.rb パターンファイル 出力例 自動…

ソナタ「悲愴」のその後

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過去の日記を読んでみると,悲愴の第一楽章を意地でも弾くとか思い立ってからもう1年以上経過してました.結局どうなったかというと,第一楽章はどうにかこうにか通して弾けるようになりました.とはいっても,いまだにつまずく不満な箇所はいくつものこって…

練習曲の自動生成実験

曲を自動生成して,MusicXML で書き出すプログラムを書いてみました.右手は指2本の低速トリルの連続+無いよりはマシな左手の伴奏という,相当にシンプルな練習曲を生成してくれるプログラムです.生成したファイルは Finale 2003J では少なくともまともに…

ツェルニー 100番練習曲 Op.139

なぜか手近にあった楽譜がツェルニー100番練習曲だったので,MusicXML のサンプル作成用に使ってしまいましたが,これはもともと初見演奏練習用に買ったものです.しかし,実際には 40 番あたりから難易度が急激に上がってしまうので,最初の 1/3 ほどしか使…

MusicXML によるツェルニー100番練習曲

これまで,MusicXML について大まかに見てきました.MisicXML で記述することで,楽譜についてのかなりの情報を書けることがわかりましたが,現時点では一所懸命書いてみても,ビュア(Finaleなど)に反映されないものが結構あります.何が反映されないかは Fi…

認識と読譜

運指と並んで,ピアノを演奏する上で悩ましい問題のひとつに,読譜があります.これは読んで字のごとく「譜面を読むこと」ですが,ただ読んで意味がわかればいいというものではなくて,「譜面の通り演奏できること」という暗黙の意味を秘めています.この読…

脳と運指

少し前に科学的に運指技術を考えるということをやってみたいという話を書きました.しかし,さすがに世の中は広いもので,すでに脳と指の動きとの関係を研究されている方がいるんですね.これについて書かれている本は,正しいピアノ奏法という,一見よくあ…