ワルツ 第1番 「華麗なる大円舞曲」変ホ長調 作品 18

ショパンの曲にしては珍しく,暗いところが一切ないかなり陽気な曲です.初期の作品で,まだポーランドが占領されたり結核にかかったりというような,不幸の少ない時代の作品だったからでしょうか? あんまり明るくて少々軽い感じがして,ショパンらしくない作品といえばそうかもしれません.それでも,ショパンのワルツの中では「小犬のワルツ」の次に有名な曲でしょう.

この曲は,ショパンの有名な曲の中でも比較的弾きやすい部類ではありますね.少々曲が長めなので,簡単だと思ってかかると意外に大変だったりはしますが.かくいうわたしは,最初に繰り返しが出てくるところまで弾いたところで,うーんとうなってやめました.苦労の割にはもひとつ弾き甲斐がないというか….もう少し研鑽を積んで,楽譜見ながらさくさく弾けるくらいになったら再度やってみようかと思います.